ぱっとみ映画感想ブログ

1999年までの映画 特化型ブログです

★★★★★名作・傑作・大傑作

會議は踊る(1931)

1814年、ナポレオン失脚後のヨーロッパ。戦後処理と勢力バランスを話し合うため、各国の王侯・外交官たちがウィーン会議に集結していた。 主人公のクリステルは、ウィーンで手袋を売って暮らす明るい活発な娘。ちょっとお転婆な彼女は、パレードのたびに店の…

第十七捕虜収容所(1953)

第二次世界大戦中のドイツにある捕虜収容所から、連合国軍側の捕虜が脱走を企てるが、実は同じ棟にナチスのスパイがいて、計画がすべて筒抜けだった。スパイがいるとも気づかず計画を立てる一行だったが、そのうち何かがおかしいと気づき始める。そしてその…

シェーン(1953)

19世紀、南北戦争が終わった西部開拓時代のワイオミング。 その開拓地に流れ者の男が通りかかる。男の名はシェーン。シェーンは開拓者スターレットから水を分けてもらう。そこへこの辺りを牛耳っているライカ―一味が現れる。ライカーは開拓者らの畑や家畜を…

さらば青春の光(1979)

60年代のロンドン。主人公のジミーは広告会社のメールボーイで、仕事はクソみたいな雑用だけ。家に帰れば同じく退屈で希望のない両親が、カウチに座ってテレビを眺めている。ジミーはモッズ仲間と共に、バイクとドラッグ、パーティ、喧嘩に明けくれている。…

フリークス(1932)

あるサーカスの一団に所属する男ハンスは、フリーダという婚約者がいるにも関わらず、サーカスの花形であるクレオパトラにすっかり熱を上げていた。もてあそばれているとも知らずに彼女に夢中なハンスのことを、フリーダは悲しいまなざしで見つめていた。 そ…

オズの魔法使(1939)

農場暮らしのドロシーは、叔父さん叔母さん、使用人たちに愛されながら生活していた。でも地主のガルチさんは意地悪で飼い犬のトトをいじめてくるし、時々は寂しい気持ちになったりもする。 そんなある日、竜巻が襲ってきて家ごと吹き飛ばされたドロシーが到…

舞踏会の手帖(1937)

中年期に差し掛かった元美少女が、旦那が死んだことをきっかけに、昔モテたことを確認するかのように思い出の男性陣を次々と訪ね歩く、という話。 彼女の結婚生活は幸せではなかった。で、過去を懐かしむ。あの時、私に愛を囁いてくれた男たち。栄光の日々と…

キング・ソロモン(1950)

アフリカの大地と野生動物たちの躍動感あふれる映像と原住民のダンスの美しさが圧巻。 紀行映画みたいなリアリティ重視の、地に足が着いた大人っぽい娯楽作になっていて、他のありがちな「財宝探し映画」とは一線を画しているのが特徴的。

タワーリング・インフェルノ(1974)

ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンという2大スターの共演について。制作当時、二人の出演時間を同じにしたという噂があったのもつとに有名(あくまでも噂)。 実際は、映画開始からずっとポール・ニューマンが出ずっぱりで、

アラバマ物語(1962)

重いテーマだけれど、アティカスの子供であるスカウトとジェムの目線で物語が語られていくのでスムーズに世界に入り込める。構成がうまい。 映画を貫く暴力的な雰囲気に反して、実際には暴力シーンはとても少ない。なんなら喧嘩っ早いスカウトが一番暴力的だ…

ニューオーリンズ(1947)

ジャズ黎明期のニューオーリンズを舞台に、ジャズの普及に情熱を傾ける白人男性デュケインと若きオペラ歌手メラリーの恋模様を追いつつ、ジャズを生み出しジャズを愛する黒人ミュージシャンの姿、人種や世代の壁を乗り越えていく音楽の力を描き出す、音楽へ…

赤い靴(1948)

率直に言って名作だと思う。アンデルセンの『赤い靴』の、とてもよくできた翻案だと思った。 映画のなかば過ぎから15分にわたって演ぜられる劇中劇『赤い靴』のバレエ・シーンとその後に続くバレエ・シーンは圧巻。 赤い靴を履いてパーティに行きたいと願う…

ベン・ハー(1925)

今作を見ると1959年版が今作を完全に下書きにしていることがよく分かる。多少時系列が前後してシンプルになっているとはいえ、ストーリーはほぼ同じ。構成とかカット割りとか演出とか、もう完全リメイクというか、おんなじ。 1959年版で私がとても感心した、…

ベン・ハー(1959)

イエス・キリストが生まれてから死ぬまでの間のイスラエルが舞台。ユダヤの王子ジュダ・ベン・ハーと、ユダヤを支配するローマ人の幼馴染メッサラの確執を、迫力満点に描く。 幼い頃に幼馴染だったユダヤの王子ジュダとローマ人メッサラ。大人になって再会す…

M(1931)

1930年のドイツ・ベルリンで連続少女殺害事件がおこる。警察が躍起になって犯人を探すが捜査は進まず、また新たな被害者がでてしまう。そのうえ、犯人による声明文が新聞に掲載され、警察の面目は丸つぶれだ。

極北の怪異 (極北のナヌーク)(1922)

史上初のドキュメンタリー映画。怠けたら死ぬ世界。 今から100年前の1919年、カナダの極北に住んでいたエスキモー(イヌイット)の家族を一年かけて取材したドキュメンタリー映画。 主人公は狩りの名手ナヌーク、その妻ニラ、3人の子供、そして犬。雪と氷の…

メトロポリス(1927)

舞台は架空の未来都市メトロポリス。地上では支配者階級が豊かな生活を営み、それ以外の人間は地下に住んで奴隷のように働いている。 メトロポリスの支配者フレダーゼンの息子フレダーは、ある日労働者階級の美しい娘マリアと出会い、生まれて初めて労働者の…

十二人の怒れる男(1957)

18歳の少年が父親殺しで起訴される。その裁判の陪審員として集められた12人の男たち。6日間の裁判を終え、陪審員たちは少年が有罪か無罪かを話し合うべく別室へ移動する。早く帰りたい11人は有罪に投票。ところが1票だけ無罪に票が入る。判決を下すには全員…

百万弗の人魚(1952)

主人公は19世紀のオーストラリア生まれのアネット・ケラーマン。子供の頃は足が悪くて下肢装具を使っていたが、泳ぎが得意なことが発覚し、父親の愛情あふれる理解と惜しみない協力を得て水を得た魚のように泳げるようになる。

最後の人(1924)

物語の主人公は、ホテルで働く初老のドアマン。金ボタンや金モールもきらびやかな制服に誇りを持っているし、この仕事と制服のお陰で妻や近所の人たちの尊敬も勝ち得ている。 ところが年齢的なことが理由でトイレ掃除に異動させられてしまう。絶望する主人公…

ガス燈(1944)

心理虐待が本作のテーマ。全く正常な人に対して様々な小細工をし、本人にも周囲にも、あたかもその人が異常であるかのように思わせて精神的に追い詰めていく虐待手法を、心理学用語で「ガスライティング」というらしいが、それはこの映画の題名『GASLIGHT(…

カリガリ博士(1919)

一度見たら忘れられない美術セットがすばらしい。建物から扉、窓、壁など、あらゆるものが歪んでいてアートが炸裂。センスがブッ飛んでいる。この時代のドイツ映画は独創的で、見るべき作品が多い。

キングコング(1933)

いや、すごいすごい、めちゃくちゃ凄い。勝手に想像していたのより100倍凄い。ストップモーション・アニメが好きなら絶対に見なくちゃいけないやつ! ウィリス・オブライエンのストップモーション・アニメが凄すぎた! この迫力はもう現代人には出せないよ。