ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

年代順-1970年代

さらば青春の光(1979)

60年代のロンドン。主人公のジミーは広告会社のメールボーイで、仕事はクソみたいな雑用だけ。家に帰れば同じく退屈で希望のない両親が、カウチに座ってテレビを眺めている。ジミーはモッズ仲間と共に、バイクとドラッグ、パーティ、喧嘩に明けくれている。…

SEX発電(1975)

80年代のエネルギー危機がきっかけで、この世界線の21世紀は科学文明が衰退。 電気を生み出す機構がすべて壊滅して、文明が200年は後退し、車は馬車に、灯りはロウソクに頼るような、電気のない生活を強いられていた。

2300年未来への旅(1976)

23世紀。核戦争や大気汚染を生き延びた人類はドーム状の建物に住み、寿命までコンピューターに管理され、30歳までしか生きることが許されない。そんなシティからの逃亡者を粛正する未来警察(サンドマン)のひとりであるローガン5(ファイブ)は、外の世界に…

レベルポイント(1979)

1970年代のアメリカ、田舎の計画都市。ここでは荒野を切り開いた新興住宅が広がり、建設予定地が空き地のように広がっている。 そこで暮らす10代の少年少女たちは、大人が申し訳程度に作ったプレハブの娯楽センターしか行くところがない。そこは卓球台とコン…

大空港(1970)

リンカーン空港では大雪の為、飛行機の離着陸ができず、待たされる乗客や職員のストレスが高まっていた。その上、騒音反対デモは起こるし、密航者は出るし、密輸しようとする客もいるし、職員のプライベートの問題まで抱えて空港はてんてこ舞い。おまけに大…

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978)

映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のデータ 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のあらすじ 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』の予告編 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』の感想 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のデータ 題名 料理長(シェフ)殿…

ソイレント・グリーン(1973)

人類の環境汚染による地球温暖化と人口爆発によって、4000万人がひしめき合う2022年のNY。食料も水も圧倒的に不足し、政府が配給するクラッカー状の合成食品「ソイレント・レッド」と「ソイレント・イエロー」に頼って暮らしていた。そして新たに、海底プラ…

タワーリング・インフェルノ(1974)

ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンという2大スターの共演について。制作当時、二人の出演時間を同じにしたという噂があったのもつとに有名(あくまでも噂)。 実際は、映画開始からずっとポール・ニューマンが出ずっぱりで、

夢のチョコレート工場(1971)

この作品をリメイクして大ヒットしたのが、ティム・バートン監督 ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場(2005)』 だけど、私はオリジナルの方が遥かに好き。 ジョニデ版は、そりゃあもう映像とか特撮的には雲泥の差だし、ウォンカとウンパ…

バートルビー(1971)

バートルビーには、現代社会のある種のヒーローであってほしい。彼がなぜ「しない方がいいと思います」しか言わず、なにもせず、最後は餓死してしまうのか、それはきっと何か深い理由があるのだと思いたい。 たぶんそれはこの資本主義な現代の、競争主義、拝…

少年と犬(1975)

第4次世界大戦はたった4日間で終結。人類は核で滅びかけ、食料も女も何もかもを力づくで奪う弱肉強食の世界と化していた。主人公ヴィックは、テレパシーや千里眼的な能力を持ったインテリ犬ブラッドを相棒に、ヴィックは女を、ブラッドは食料を求めて砂漠を…

地球最後の男 オメガマン(1971)

中ソ細菌戦争が起こり、人類は感染症であらかた死亡。生き残った人類は、皮膚から色素が失われ、白い皮膚、白い髪、白い目、皮膚には赤い瘡蓋で、黒づくめの衣装に身を包み、光を恐れる夜行性に変異していた。

スーパーマン(1978)

私の好きなクラーク・ケントは、ずり落ちるメガネを指でちょいちょい上げながら、ダメ男を演じている。そしてたいてい夜になるとスーパーマンになって空をパトロールして、地球の平和を守っている。 だけど宇宙で一番孤独な男。こんなに孤独な男もそうはいな…