ぱっとみ映画感想ブログ

1999年までの映画 特化型ブログです

国別-アメリカ

白い恐怖(1945)

突っ込みどころ満載の、まるで「40年代のトレンディドラマ」な作品。前半はラブロマンス、後半に行くにしたがってだんだんサイコスリラーになっていく。 コンスタンスは美人だから男にモテモテ。だけど本人はやたらと堅物というか理屈っぽくて、恋とか愛とか…

ターザンの猛襲(1939)

ターザン映画第一作目『類猿人ターザン』でジョニー・ワイズミュラーの美しさに感心してすっかりファンになった私にとって、ターザン・シリーズを見る時にワイズミュラーの美貌は重要なポイント。 元々水泳のオリンピック選手(金メダリスト)を経てハリウッ…

バルカン超特急(1938)

走る列車という一種の密室で老婦人が失踪したにも関わらず、誰もが口裏を合わせたかのように「そんな女性はいなかった」と証言する。 しかしたったひとり、老婦人の存在を確信しているアイリスが彼女の存在を主張し続け、アイリスは正気まで疑われてしまう、…

オペラ座の怪人(1962)

映画『オペラ座の怪人(1962)』のデータ 映画『オペラ座の怪人(1962)』のあらすじ 映画『オペラ座の怪人(1962)』の感想 映画『オペラ座の怪人(1962)』のデータ 題名 オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)監督 テレンス・フィッシャー原作 ガス…

オペラの怪人(1943)

映画『オペラの怪人(1943)』のデータ 映画『オペラの怪人(1943)』のあらすじ 映画『オペラの怪人(1943)』の感想 映画『オペラの怪人(1943)』のデータ 題名 オペラの怪人(Phantom of the Opera)監督 アーサー・ルービン原作 ガストン・ルルー 「オ…

オペラ座の怪人(1925)

おや? エリックの仮面ってこんなだったんだ。っていうか、いいの?エリック、これで。もうちょっと似合うのなかった? オペラ座の怪人の1925年版を見ようなんていう人は、絶対にアンドリュー・ロイド・ウェーバー版のミュージカル(1986)か、その映画化版…

ニューオーリンズ(1947)

ジャズ黎明期のニューオーリンズを舞台に、ジャズの普及に情熱を傾ける白人男性デュケインと若きオペラ歌手メラリーの恋模様を追いつつ、ジャズを生み出しジャズを愛する黒人ミュージシャンの姿、人種や世代の壁を乗り越えていく音楽の力を描き出す、音楽へ…

透明人間(1933)

主人公 ”透明人間” グリフィンを演じたのは、『オペラの怪人(1943)』でパパ・ファントムを演じていたクロード・レインズ。 とはいえ今作では終始包帯ぐるぐるで顔が見えないし、包帯を解けば「透明」という役柄だから、どこがクロード・レインズなのかさっ…

ベン・ハー(1925)

映画『ベン・ハー』のデータ 映画『ベン・ハー』のあらすじ 映画『ベン・ハー』の感想 映画『ベン・ハー』主役のラモン・ノヴァロについて 映画『ベン・ハー』のデータ 題名 ベン・ハー (Ben-Hur)監督 フレッド・ニブロ出演 ラモン・ノヴァロ、フランシス…

虹を掴む男(1946)

パルプ雑誌の校正者ウォルター・ミティは注意力散漫で夢見がち。母親から頼まれる買い物ひとつちゃんとできない。メモを渡され持って行っても毎回ひとつは間違えて、翌日返品を繰り返している。息子が心配な母親は過保護にやたらと干渉し、結婚相手まで連れ…

ベン・ハー(1959)

イエス・キリストが生まれてから死ぬまでの間のイスラエルが舞台。ユダヤの王子ジュダ・ベン・ハーと、ユダヤを支配するローマ人の幼馴染メッサラの確執を、迫力満点に描く。 幼い頃に幼馴染だったユダヤの王子ジュダとローマ人メッサラ。大人になって再会す…

毒薬と老嬢(1944)

超有名演劇評論家のブルースターは、結婚嫌いでも超有名。結婚を目の敵にした著作物をいくつも出版してきたが、ついに叔母の家の隣に住む女の子と恋に落ち、結婚を決意する。 実はブルースターの結婚嫌いの理由は、自分に呪われた家系の血が流れているからだ…

海底2万マイル(1954)

1868年、海洋学の権威アロナクス教授と助手のコンセイユは、南太平洋に出るという怪物の正体を調べるため、政府の軍艦に乗り込む。何の成果も上げられないまま三か月半が経ったある晩、とうとう怪物と遭遇。攻撃を開始するが、戦闘中ふたりは海に投げ出され…

幽霊の館(1941)

最愛の妻に不倫の末駆け落ちされ、愛人と共に車の事故で死なれてしまった初老の男ケスラー。ケスラーは毎年結婚記念日になると、亡くなった妻がまるで生きているかのようにふるまい、空の椅子を相手に夕飯をとっていた。娘のジェニファーや使用人はそれにも…

少年と犬

第4次世界大戦はたった4日間で終結。人類は核で滅びかけ、食料も女も何もかもを力づくで奪う弱肉強食の世界と化していた。主人公ヴィックは、テレパシーや千里眼的な能力を持ったインテリ犬ブラッドを相棒に、ヴィックは女を、ブラッドは食料を求めて砂漠を…

バンド・ワゴン(1953)

かつては大スターだったミュージカル・スターのトニー・ハンターは、今では人々に忘れられつつあった。久しぶりのニューヨークもすっかり変わり、時の流れを感じさせる。 昔からの友人である劇作家夫婦のレスターとリリーが、トニーの為に新作を書いてくれる…

ターザンの逆襲(1936)

アフリカの地にジェーンのいとこのリタとエリックが訪ねてくる。叔父が亡くなり、莫大な遺産がジェーンに残されたというのだ。相続の条件はジェーンがイギリスに帰国すること。二人は全財産をこの旅に費やしており、ジェーンを連れ戻し、分け前にあずかろう…

凸凹宝島騒動(1942)

バスの運転手の凸凹コンビがバスを暴走させて指名手配され、ヨットで逃げて遭難し、宝島にたどり着く。原住民と出会い、英雄と勘違いされてモテモテになるが、島の宝を狙う悪い考古学者に命を狙われバタバタと騒ぎ、島を脱出するというドタバタ・コメディ。

殺人者(1946)

ボクサーで堅実さに欠けるスウィード(ランカスター)が殺される。保険調査員のリアドンがスウィードの人間関係を洗っていくと、彼は大して面識のない初老の女性を保険金の受取人にしていた。 さらなる調査の過程でスウィードの人となり、そして過去が明らか…

将軍たちの夜(1967)

第二次大戦下のポーランド、ワルシャワ。娼婦の惨殺死体が発見される。犯人が立ち去る姿を、便所のドアの割れ目から覗いていた男がいたが、彼が見たのは犯人のズボンのみ。そしてそのズボンはナチスの将軍が履く、真っ赤なラインが入ったズボンだった。

踊る海賊(1948)

愛のない結婚を強いられているマニュラは、心の中では伝説の海賊マココに憧れ、マココとの結婚を夢見ていた。そんなマニュエラの前に女たらしの旅芸人セラフィンが現れる。実は彼はマニュエラが夢見る海賊マココだった。

ターザンの復讐(1934)

前回、象牙を持ち帰ることに失敗したハリー・ホルトが、新しいパートナー、アーリントンと共にアフリカへ戻ってくる。象牙だけでなく、ターザンからジェーンを取り戻したいホルトは、ジェーンへの贈り物にドレスや化粧品、アクセサリーなど大量に持ち込む気…

ある日どこかで(1980)

劇作家のリチャードは学生時代、見知らぬ老婦人から「帰ってきて」の言葉と共に懐中時計をもらう。その晩老婦人は自分が暮らすグランドホテルで息を引き取る。 月日が流れ、30代になったリチャードはスランプに陥り、車でドライブ中立ち寄ったグランドホテル…

奇妙な扉(1951)

酒も女も博打も喧嘩もやる放蕩息子のデニスは、ある晩酒場で喧嘩になり、相手の男を殺してしまう。逃亡する際中、闇の中にそびえる屋敷に行きつき、扉を開け中に逃げ込む。するとその扉は中からは開けられず、デニスは屋敷に閉じ込められてしまう。

地球最後の男 オメガマン(1971)

中ソ細菌戦争が起こり、人類は感染症であらかた死亡。生き残った人類は、皮膚から色素が失われ、白い皮膚、白い髪、白い目、皮膚には赤い瘡蓋で、黒づくめの衣装に身を包み、光を恐れる夜行性に変異していた。

類猿人ターザン (1932)

象牙で一旗揚げたいジェームズ・パーカーは、伝説の象の墓場があるというムチア山を探しているが、「見たものは死ぬ」との伝説があるムチア山の場所を教える原住民は誰もいない。 そこへ娘のジェーンがアフリカまでやってくる。ほどなくムチア山のある方角を…

ジェニイの肖像(1948)

売れない画家のイーベンは偶然ある少女ジェニイと出会う。彼女は不思議な魅力を備えており、1910年の新聞を持っていた。会うたびに大人になっていく彼女。イーベンは少女の持つ魅力と謎に取りつかれ、すぐにお互いなくては生きられない存在になるのだが、実…

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986)

花屋で働く“植物大好き”シーモアは、まったく冴えないダメ男。 ある日空がぴかっと光って、突如現れた小さな鉢植えを持って帰って育て始めるが、なんとそいつは宇宙から来た人食い宇宙植物だった。おかげでシーモアはこいつの食欲を満たすため、死体調達に振…

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)

主人公のシーモアは、花を切りそろえることも出来ない無能な花屋の店員。お金大好き店主に毎日イヤミを言われるが、花を愛する心は誰にも負けない。 ある日花屋をクビになりそうになったシーモアは、好きな女の子の名前をつけて自宅で育てていた変種の植物オ…

ショック集団(1963)

精神病院でスローンという男が殺される。犯人は不明だが、入所者のなかに目撃者が3人いる。3人とも狂人だが、ジャーナリストの主人公は精神病院に潜入して彼らを取材し、ピューリッツア賞をものにしようと目論む。