ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

カリガリ博士(1919)

一度見たら忘れられない美術セットがすばらしい。建物から扉、窓、壁など、あらゆるものが歪んでいてアートが炸裂。センスがブッ飛んでいる。この時代のドイツ映画は独創的で、見るべき作品が多い。

宇宙戦争(1953)

地球人よりもずっとずっと進んだ文明を持つ火星人が、地球人を滅ぼしにやってくる。それもなんの予告もなしに、隕石のふりして地球に激突してくる。落下物の中から出てきた、醜悪な姿の火星人たちが着々と何かを建設しはじめ、高度な科学力を惜しげもなく披…

キートンの大列車追跡(1926)

三大喜劇王のひとり、バスター・キートンの長編映画。 『キートンの大列車強盗』の題で、大昔に映画館で見たことがある。たぶんキートン最大の代表作。 あらすじで「キートン」「キートン」って書いてしまったけど、もちろんジョニーという名前がある。恋人…

グレンとグレンダ(1953)

ものすごく真面目な映画だった。両性具有の人が主役のB級SFみたいなのを想像していたから驚いた。かの有名な“駄作王“エド・ウッド監督作品と知らずに見たせいか、なんか教育映画みたいだな、と。女装癖とか両性具有とか性転換とか、そういうのに対する理解を…

ドリアン・グレイの肖像(1945)

自分の人生が自分に復讐してくるという、オスカー・ワイルドの超有名な小説『ドリアン・グレイの肖像』の映画化。 現代はドリアン・グレイがいっぱい。怖い怖い怖い怖い。だから美容整形とか嫌いなのよ。自分に対してのごまかしだから。

キングコング(1933)

いや、すごいすごい、めちゃくちゃ凄い。勝手に想像していたのより100倍凄い。ストップモーション・アニメが好きなら絶対に見なくちゃいけないやつ! ウィリス・オブライエンのストップモーション・アニメが凄すぎた! この迫力はもう現代人には出せないよ。