ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

年代順-1980年代

バトルランナー(1987)

近未来のアメリカは、世界経済の崩壊と資源不足により警察権力が独裁政権を持つ警察国家となっていた。テレビは政府のプロパガンダ装置と化し、芸術・音楽・自由なコミュニケーションは厳しく制限されている。しかし民衆にとってはテレビだけが数少ない娯楽…

遊星からの物体X(1982)

舞台は南極大陸。二人のノルウェー基地の隊員が、基地から逃げ出した犬を追っていた。彼らはヘリからライフルで犬を殺そうとしながらアメリカ基地まで来てしまう。 アメリカ基地の隊員が何事かと見守る中、彼らは犬めがけて手榴弾を投げ、ライフルを打ち、必…

ミスター・アーサー(1981)

ニューヨークの大富豪のダメ息子、アーサー。金はあるし、やることがないアーサーは毎晩飲んだくれては運転手付きのリムジンで娼婦をひっかけ家に連れ込むなど、自由気ままに遊び惚けていた。 しかしそんなアーサーにも思い通りにならないことがある。

トロン(1982)

天才プログラマーのフリンは、かつて自分が開発したゲーム「スペース・パラノイド」のアイデアを同僚のデリンジャーに盗まれ、エンコム社を不当に解雇されていた。その後ゲームは大ヒット。アイディアを盗んだデリンジャーは、今や社長の椅子に座っているが…

ザ・カンニング [アルバイト情報](1982)

バカロレア予備校「ルイ14世予備校」の仲間たちはバカロレア合格後に休暇を取り、青春を謳歌していた。一番の女好きのベベルは彼女と一緒にセイシェルにいくつもりだ。ところが彼女は空港に現れた別の男と一緒にセイシェルに行ってしまう。

ザ・カンニング [IQ=0](1980) 

フランスのバカロレア資格を目的とした予備校 ”ルイ14世予備校” は、合格者ゼロを誇り、倒産の危機を迎えていた。リュシー校長は予備校の存続をかけて、今年の生徒をなんとしてでもバカロレアに合格させる決意を固める。

マジック・ボーイ (1982)

天才マジシャンを父に持つ少年ダニー。父は自分の力を過信して犯罪に手を染め、投獄された留置所からの脱走に失敗し警官に射殺されていた。母親にも捨てられたダニーは祖母の家を抜け出して、やはりマジシャンをしている叔母夫婦の元に身を寄せる。

猛獣大脱走(1984)

まだまだ公害が深刻だった80年代初頭。工場が垂れ流す産業廃棄物で汚染された排水が、泡を立てて街の下水を流れていた時代。その排水に微量の麻薬物質が含まれていたことから、それを飲んだ動物たちが狂暴化し、街中で暴れまくる。

トム・ハンクスの大迷宮(1982)

今作はトム・ハンクスが 『スプラッシュ(1984)』 でスターになる前の作品。 この映画みたいに、邦題に「トム・ハンクスの」とか俳優名がつく映画は、日本では未公開で、スターになった後で昔の作品が公開あるいはビデオ発売される時につけられることが多い…

デストラップ 死の罠(1982)

これは掘り出し物。 だいたい原作がアイラ・レヴィン、監督がシドニー・ルメット、主演がマイケル・ケイン、このメンツで面白くならないわけがない。これは結構「拾い物」。彼らは代表作が他にも沢山あるからこの作品はつい埋もれがちかもしれない。

ある日どこかで(1980)

劇作家のリチャードは学生時代、見知らぬ老婦人から「帰ってきて」の言葉と共に懐中時計をもらう。その晩老婦人は自分が暮らすグランドホテルで息を引き取る。 月日が流れ、30代になったリチャードはスランプに陥り、車でドライブ中立ち寄ったグランドホテル…

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1986)

花屋で働く“植物大好き”シーモアは、まったく冴えないダメ男。 ある日空がぴかっと光って、突如現れた小さな鉢植えを持って帰って育て始めるが、なんとそいつは宇宙から来た人食い宇宙植物だった。おかげでシーモアはこいつの食欲を満たすため、死体調達に振…

処刑ライダー(1986)

アリゾナの田舎町に、仲間と車狩りをしているパッカードというイカれたクソ野郎がいて、いい車を持ってる奴にレースをふっかけて、奪い取った車を改造して遊んでいる。パッカードはケリーというイケてる女の子に粘着していて、嫉妬心むき出しでつきまとって…

レディホーク(1985)

めちゃくちゃクズな司教から動物になる呪いをかけられてしまった騎士と伯爵令嬢と、それに巻き込まれたコソ泥が主役のファンタジー。戦いの場面は少なめ。定番のロール・プレイング・ゲームのような、絵にかいたような中世の世界が楽しめる。

アトミック・カフェ(1982)

あのマイケル・ムーアが手本にしたことでも有名な、相当必見の異色反戦ドキュメンタリー映画。 映画の為に撮影されたフィルムが一切なく、 過去に上映されたニュース映画とか、普通にテレビ放映されたニュース映像とか、行政が国民に見せる教育映像とか、国…

ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ(1988)

某国の王子のふりをして、金持ちの熟女相手に大金を巻き上げる貴族的熟年ノーブルな超大物詐欺師ローレンスと、 可哀そうな境遇をでっち上げ、行き当たりばったりの詐欺を繰り返す、小遣い稼ぎ程度のチンケな若造詐欺師のフレディ。

殺したいほど愛されて(1984)

最も注目すべきは、主人公クロードがコンサート中に完全犯罪を夢想しながらオケを振っている一連のシーン。 ご都合主義にご都合主義を重ねてやたらと緻密な計画になってしまい、殺される被害者までがクロードの都合通りに動いてくれないと成功しない、ザル中…

フラッシュ・ゴードン(1980)

「フラッシュ! アア~!」というクイーンの主題歌の方が有名な、アメコミ・スペースオペラ作品。アメコミ感満載で頭が空っぽな、おっといけない、こっちの頭を空っぽにすると楽しめる、そんな映画。

スーパーマンⅣ 最強の敵(1987)

映画自体は結構面白い。レックス・ルーサーも復活してるし。 まず、レックスが作り出したニュークリアマンがとても気に入った。基本的にはスーパーマンよりもずっと強いんだけど、驚くほど間が抜けていて、「さすがレックス」と嬉しくなった。

スーパーマンⅢ/電子の要塞(1983)

クリストファー・リーヴ版スーパーマン・シリーズの第3作目。 今回はⅠ、Ⅱとは打って変わって、クラーク以外のメンツが大分違くて、悪役も違えば、なんとヒロインも違う。 最大の見どころはクラークがロイス以外の女にふらふらとしてしまい、なんと手作りダイ…

スーパーマンⅡ 冒険編(1980)

パート2の見所は、クラーク・ケントが自分をスーパーならしめている能力を「ボクは愛に生きる!」と言って意外とあっさり放棄して、母ちゃんを「え、あなたマジで? 困惑~」みたいに驚かせていたことと、そのお相手ロイス・レインとラブラブしちゃうところ…

ダイナー(1982)

割と世代なのだけど、昔からこの映画になんとなく憧れていて、いつか見てみたいなあと思いつつ機会がなくて時間だけが過ぎていき、その間も時々は「ダイナーなあ。見たい見たいと思いつつ見ていなかったなあ」と思いながらも見ていない、そんな感じの映画。