ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

最後の人(1924)

物語の主人公は、ホテルで働く初老のドアマン。金ボタンや金モールもきらびやかな制服に誇りを持っているし、この仕事と制服のお陰で妻や近所の人たちの尊敬も勝ち得ている。 ところが年齢的なことが理由でトイレ掃除に異動させられてしまう。絶望する主人公…

拳銃貸します(1942)

このアラン・ラッドが演じた殺し屋フィリップのキャラクターが、ベタだけどなかなかいい。 ターゲットは愚か、同席していた女までも眉一つ動かさずに射殺する非情な男として出てくるけど、端々に「ほんとはイイやつなんだろうな」という、ちょっとした描写を…

ヒズ・ガール・フライデー(1940)

ストーリーがどうのというより、主演の二人がまあ喋る、喋る。ほとんどのシーンが二人共かどっちか片方の出演シーンで、しかもずっと喋っている。こういうのをスクリュー・ボール・コメディって言うらしい。

青い戦慄(1946)

戦地から戻った男が妻に会いに行くと、妻は他の男と浮気をしていた。その妻が何者かに殺され、自分に嫌疑がかかる。男はその罪を晴らすべく自分で犯人を探し始める。 そこに妻の浮気相手の妻や、頭に破片が入ったままで精神が不安定な戦友などが絡んで物語は…

善人サム(1948)

ゲイリー・クーパーって意外と演技上手いんだな、と思った。すごくお人よしの善良の塊、見方によっては間抜けな馬鹿みたいにも見える役を、とてもチャーミングに演じていた。 前情報ゼロで見始めたから、映画が始まった時は「なんかゲイリー・クーパーに似て…

ガラスの鍵(1942)

ハードボイルドの良さがさっぱり分からないことを自覚している私だが、これもどこが見どころなのかやっぱりちっとも分からなかった。 話も面白くないし、ハラハラもしなければドキドキもしないということで、私が悪いのではなくたぶん駄作なんだと思う。退屈…

陽気な街(1937)

私が最も気に入ったのは、舞台でゲイリーが 「ガゼット誌の表紙の女の子に恋をする歌」 を歌うシーン。この時代はカメラが大きくて動き回われないから、定点カメラでじっくりゆっくり撮影していて品がいい。 歌に合わせて舞台がまわって、場面がすべるように…

奥さまは魔女(1942)

面白そう。これがあの有名なアメリカのTVドラマ『奥さまは魔女』シリーズの原点なのか。 魔女役の女優ヴェロニカ・レイクは動くところを初めて見たけど、文句なく美人だし、魔女なせいかちょっと我儘でやんちゃなところも可愛い。作品がコメディなので、より…

殺人幻想曲(1948)

やっぱり面白いのが、指揮者であるアルフレッドがオーケストラの演奏中に指揮棒を振りつつ妻殺害の計画を妄想するくだり。 恐るべきご都合主義の塊とも言うべきその計画というのは、オリジナルだと3パターンあって、