ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

ミュージカル・音楽

オズの魔法使(1939)

農場暮らしのドロシーは、叔父さん叔母さん、使用人たちに愛されながら生活していた。でも地主のガルチさんは意地悪で飼い犬のトトをいじめてくるし、時々は寂しい気持ちになったりもする。 そんなある日、竜巻が襲ってきて家ごと吹き飛ばされたドロシーが到…

夢のチョコレート工場(1971)

この作品をリメイクして大ヒットしたのが、ティム・バートン監督 ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場(2005)』 だけど、私はオリジナルの方が遥かに好き。 ジョニデ版は、そりゃあもう映像とか特撮的には雲泥の差だし、ウォンカとウンパ…

ニューオーリンズ(1947)

ジャズ黎明期のニューオーリンズを舞台に、ジャズの普及に情熱を傾ける白人男性デュケインと若きオペラ歌手メラリーの恋模様を追いつつ、ジャズを生み出しジャズを愛する黒人ミュージシャンの姿、人種や世代の壁を乗り越えていく音楽の力を描き出す、音楽へ…

赤い靴(1948)

率直に言って名作だと思う。アンデルセンの『赤い靴』の、とてもよくできた翻案だと思った。 映画のなかば過ぎから15分にわたって演ぜられる劇中劇『赤い靴』のバレエ・シーンとその後に続くバレエ・シーンは圧巻。 赤い靴を履いてパーティに行きたいと願う…

バンド・ワゴン(1953)

かつては大スターだったミュージカル・スターのトニー・ハンターは、今では人々に忘れられつつあった。久しぶりのニューヨークもすっかり変わり、時の流れを感じさせる。 昔からの友人である劇作家夫婦のレスターとリリーが、トニーの為に新作を書いてくれる…

踊る海賊(1948)

愛のない結婚を強いられているマニュラは、心の中では伝説の海賊マココに憧れ、マココとの結婚を夢見ていた。そんなマニュエラの前に女たらしの旅芸人セラフィンが現れる。実は彼はマニュエラが夢見る海賊マココだった。

ブロードウェイ(1941)

売れない役者のトミーは、自分たちでミュージカルを上演したいけど劇場を借りるお金がない。そこへ“孤児の子供たちを田舎へ連れていくための資金集め”という大義名分が降ってくる。 これは世間に注目されること請け合い、子供たちをダシに使ってショーをやり…

私を野球につれてって(1949)

ジーン・ケリーとフランク・シナトラが、いい年こいてはちゃめちゃに動き回る、爆笑に継ぐ爆笑という野球ミュージカル・コメディ。 初めから最後まで100%陽性のジーン・ケリーの独壇場。相変わらず大爆笑させてくれて、やはり名作。ジーン・ケリーを見てい…

世紀の女王(1944)

見どころはなんと言ってもエスター・ウィリアムズの水中レビュー。カテゴリ的にはミュージカルなのだろうけど、主演のエスター・ウィリアムズは踊らない。なぜなら彼女はダンサーではなく、水泳選手だから。とにかく笑顔で泳ぐ泳ぐ。

陽気な街(1937)

私が最も気に入ったのは、舞台でゲイリーが 「ガゼット誌の表紙の女の子に恋をする歌」 を歌うシーン。この時代はカメラが大きくて動き回われないから、定点カメラでじっくりゆっくり撮影していて品がいい。 歌に合わせて舞台がまわって、場面がすべるように…

雨に唄えば(1952)

雨が降っていても、自分に好きな女の子がいて、その子も自分を好きだとわかったら、雨が降ってたってこういう気持ちになるんだって、そういうのがすごく伝わってくる。恋をするってこういう気持になることなんだなって分かる。