ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

好き

ジェリー・ルイスの底抜け大学教授(1963)

科学が専門の大学教授ケルプは、出っ歯でド近眼で全くイケてない冴えない男。でも自分の生徒の女学生ステラだけはなぜか優しく接してくれる。 そんなケルプがある時偶然、イケメンのモテ男に変身する薬を発明する。薬を飲んだケルプは歌もピアノも達者な最高…

ザ・カンニング [IQ=0](1980) 

フランスのバカロレア資格を目的とした予備校 ”ルイ14世予備校” は、合格者ゼロを誇り、倒産の危機を迎えていた。リュシー校長は予備校の存続をかけて、今年の生徒をなんとしてでもバカロレアに合格させる決意を固める。

2300年未来への旅(1976)

23世紀。核戦争や大気汚染を生き延びた人類はドーム状の建物に住み、寿命までコンピューターに管理され、30歳までしか生きることが許されない。そんなシティからの逃亡者を粛正する未来警察(サンドマン)のひとりであるローガン5(ファイブ)は、外の世界に…

タイム・マシン(1960)

発明家のジョージは自ら発明したタイム・マシンで未来へと旅立つ。すると遥か80万年後の人類はイーロイとモーロックという二種族に分かれ、それぞれ地上と地下とで棲み分けていた。人類の変わり果てた様に愕然とするジョージ。一旦現代に戻り、もう一度80万…

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978)

映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のデータ 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のあらすじ 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』の予告編 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』の感想 映画『料理長(シェフ)殿、ご用心』のデータ 題名 料理長(シェフ)殿…

黒猫の怨霊(1962)

原作はエドガー・アラン・ポーの数ある短編小説の中から三篇を選んで脚色し、映像化したオムニバス映画。 主演は ”あの” 有名な、マイケル・ジャクソン 『スリラー』 のPVでナレーションをしている ”あの声” のお方。個人的に推しの一人。若干だけど隙があっ…

喰いついたら放すな (1960)

犯罪映画というよりは処世術映画というか、反面教師映画というか、私はこの映画を見ると「ダメなヤツの見本を見た!」という気分になる。 どういうところがダメなヤツなのかと言うと、まずジョニーはいたって普通の、身近にいそうなごく平凡な男として登場す…

バルカン超特急(1938)

走る列車という一種の密室で老婦人が失踪したにも関わらず、誰もが口裏を合わせたかのように「そんな女性はいなかった」と証言する。 しかしたったひとり、老婦人の存在を確信しているアイリスが彼女の存在を主張し続け、アイリスは正気まで疑われてしまう、…

オペラ座の怪人(1962)

改変がすごい。ひとつ前の1943年版も「ファントム(エリック)がクリスティーンのお父さんになっている」というなかなかの改変ぶりだったが、今回は更に輪をかけている。 まずはなんとエリックではなくピートリー教授という名前で登場。しかもファントムとは…

オペラの怪人(1943)

かなり面白くて、夢中でみた上に連続2回見るほど楽しめた。『オペラ座の怪人』関連の作品はどれを見てもそれぞれ個性的で楽しめるのだけど、今作もすごい怪作。 マスクはわりと「しゅっ」としていて安心の出来。いたって普通で、笑えはしないやつ。

海底2万マイル(1954)

1868年、海洋学の権威アロナクス教授と助手のコンセイユは、南太平洋に出るという怪物の正体を調べるため、政府の軍艦に乗り込む。何の成果も上げられないまま三か月半が経ったある晩、とうとう怪物と遭遇。攻撃を開始するが、戦闘中ふたりは海に投げ出され…

少年と犬(1975)

第4次世界大戦はたった4日間で終結。人類は核で滅びかけ、食料も女も何もかもを力づくで奪う弱肉強食の世界と化していた。主人公ヴィックは、テレパシーや千里眼的な能力を持ったインテリ犬ブラッドを相棒に、ヴィックは女を、ブラッドは食料を求めて砂漠を…

ターザンの逆襲(1936)

アフリカの地にジェーンのいとこのリタとエリックが訪ねてくる。叔父が亡くなり、莫大な遺産がジェーンに残されたというのだ。相続の条件はジェーンがイギリスに帰国すること。二人は全財産をこの旅に費やしており、ジェーンを連れ戻し、分け前にあずかろう…

ターザンの復讐(1934)

前回、象牙を持ち帰ることに失敗したハリー・ホルトが、新しいパートナー、アーリントンと共にアフリカへ戻ってくる。象牙だけでなく、ターザンからジェーンを取り戻したいホルトは、ジェーンへの贈り物にドレスや化粧品、アクセサリーなど大量に持ち込む気…

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960)

主人公のシーモアは、花を切りそろえることも出来ない無能な花屋の店員。お金大好き店主に毎日イヤミを言われるが、花を愛する心は誰にも負けない。 ある日花屋をクビになりそうになったシーモアは、好きな女の子の名前をつけて自宅で育てていた変種の植物オ…

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)

イタリアの片田舎で安食堂を経営するブラガーナとその妻ジョヴァンナの元へ、流れ者の男ジーノが現れる。ジーノとジョヴァンナはすぐに惹かれあい肉体関係を持つ。二人はフラガーノを殺害するが、ジーノは罪悪感から酒に溺れていき、ジョヴァンナは店の経営…

処刑ライダー(1986)

アリゾナの田舎町に、仲間と車狩りをしているパッカードというイカれたクソ野郎がいて、いい車を持ってる奴にレースをふっかけて、奪い取った車を改造して遊んでいる。パッカードはケリーというイケてる女の子に粘着していて、嫉妬心むき出しでつきまとって…

レディホーク(1985)

めちゃくちゃクズな司教から動物になる呪いをかけられてしまった騎士と伯爵令嬢と、それに巻き込まれたコソ泥が主役のファンタジー。戦いの場面は少なめ。定番のロール・プレイング・ゲームのような、絵にかいたような中世の世界が楽しめる。

アトミック・カフェ(1982)

あのマイケル・ムーアが手本にしたことでも有名な、相当必見の異色反戦ドキュメンタリー映画。 映画の為に撮影されたフィルムが一切なく、 過去に上映されたニュース映画とか、普通にテレビ放映されたニュース映像とか、行政が国民に見せる教育映像とか、国…

世紀の女王(1944)

見どころはなんと言ってもエスター・ウィリアムズの水中レビュー。カテゴリ的にはミュージカルなのだろうけど、主演のエスター・ウィリアムズは踊らない。なぜなら彼女はダンサーではなく、水泳選手だから。とにかく笑顔で泳ぐ泳ぐ。

殺したいほど愛されて(1984)

最も注目すべきは、主人公クロードがコンサート中に完全犯罪を夢想しながらオケを振っている一連のシーン。 ご都合主義にご都合主義を重ねてやたらと緻密な計画になってしまい、殺される被害者までがクロードの都合通りに動いてくれないと成功しない、ザル中…

三つ数えろ(1946)

私立探偵のフィリップ・マーロウは、老齢の富豪スターンウッドから末娘のカルメンが巻き込まれている事件の解決を依頼される。跳ねっ返りのカルメンは、どうやら古書商のガイガーから強請られているらしい。おまけに自分の前任者であるリーガンは姿をくらま…

スーパーマンⅣ 最強の敵(1987)

映画自体は結構面白い。レックス・ルーサーも復活してるし。 まず、レックスが作り出したニュークリアマンがとても気に入った。基本的にはスーパーマンよりもずっと強いんだけど、驚くほど間が抜けていて、「さすがレックス」と嬉しくなった。

スーパーマンⅢ/電子の要塞(1983)

クリストファー・リーヴ版スーパーマン・シリーズの第3作目。 今回はⅠ、Ⅱとは打って変わって、クラーク以外のメンツが大分違くて、悪役も違えば、なんとヒロインも違う。 最大の見どころはクラークがロイス以外の女にふらふらとしてしまい、なんと手作りダイ…

スーパーマンⅡ 冒険編(1980)

パート2の見所は、クラーク・ケントが自分をスーパーならしめている能力を「ボクは愛に生きる!」と言って意外とあっさり放棄して、母ちゃんを「え、あなたマジで? 困惑~」みたいに驚かせていたことと、そのお相手ロイス・レインとラブラブしちゃうところ…

スーパーマン(1978)

私の好きなクラーク・ケントは、ずり落ちるメガネを指でちょいちょい上げながら、ダメ男を演じている。そしてたいてい夜になるとスーパーマンになって空をパトロールして、地球の平和を守っている。 だけど宇宙で一番孤独な男。こんなに孤独な男もそうはいな…

キートンのセブン・チャンス(1925)

心に決めた愛する女性がいてもプロポーズできない奥手なジミイ。ある日祖父から700万ドルの遺産が転がり込む。相続の条件は27歳の誕生日までに結婚すること。今日がその誕生日だったジミイは、愛するメアリーにプロポーズするが、相続のための結婚だと思われ…

キートンの大列車追跡(1926)

三大喜劇王のひとり、バスター・キートンの長編映画。 『キートンの大列車強盗』の題で、大昔に映画館で見たことがある。たぶんキートン最大の代表作。 あらすじで「キートン」「キートン」って書いてしまったけど、もちろんジョニーという名前がある。恋人…