
映画『ターザンの黄金(1941)』のデータ
題名 ターザンの黄金(Tarzan's Secret Treasure)
監督 リチャード・ソープ
出演 ジョニー・ワイズミュラー、モーリン・オサリバン、ジョニー・シェフィールド、バリー・フィッツジェラルド
上映時間 81分
制作年 1941年
制作国 アメリカ
映画『ターザンの黄金(1941)』のあらすじ
ターザンとジェーンは相変わらず仲良く幸せいっぱい。一人息子のボーイもすくすく育ち、喜びも倍以上だ。
そんなある日、ボーイが川底で金塊をいくつも発見する。ジェーンがその価値を説明するとボーイは「飛行機を買う!」と言ってはしゃぐが、結局このジャングルでは何の価値もないため、石ころの替わりにして遊んでいた。
ボーイは外の世界には「文明」というものがあると聞き、好奇心に駆られて家出する。サイに襲われそうになった少年タンボを助けたことで二人は仲良くなるが、タンボの村は疫病に襲われていて、タンボの母親も亡くなってしまう。
その村には学者のエリオット教授率いる探検隊が滞在しており、その中のメドフォードとヴァンダミアに金塊のことを知られてしまったことで、ボーイらターザン一家は危機的状況に襲われる。
映画『ターザンの黄金(1941)』の予告編
映画『ターザンの黄金(1941)』の感想
安定のマンネリズムが楽しい。
公開当時「マンネリだ!」って叱られてしまったらしいけれど、そのマンネリな感じがいいのよ。それでいいの。
確かに私も見ていて「2作目とおんなじじゃん」とは思った。 2作目の『ターザンの復讐』は象牙狙いの白人が入り込むストーリーだったから、今回は象牙が黄金に変わっただけ。
それは実際そうなんだけど、でもそのマンネリを気楽に楽しむ楽しみ方なら、これは合格なのよ。
まあ言ってしまえば、『ターザンの復讐』では、ターザンの思想とか美学みたいなものが伺えてなかなか感動的なものがあったけれど、今回はそこまでドラマチックにはならず、軽めの展開。
そして私にとっては大事な、主演ジョニー・ワイズミュラーの美貌の推移。
1~2作目は文句ない美貌だったのが、3作目から少し険しい顔立ちに変化してきて、前作の4作品目では確実に目なんか吊り上がっちゃって、険しさが進行していた。
前作を撮影当時は猛女ルーペ・ヴェレスと結婚中で、相当悩まされていたらしいから、離婚後の今作ではすっきりした感じに少しは戻るかな、と期待していたけれど、そうはならなかったらしい。
嫁の問題というより、水泳選手上がりで体育会系の無邪気な美青年が、ハリウッドに揉まれていくうちに野心が芽生えてきた、そんなお顔立ちに私には見える。
やっぱり回を追うと作品のレベルが下がるのも仕方ないし、美貌も衰えてくるのも自然の摂理で仕方ないか。
というわけで、今回の主役はターザンと言うよりは息子のボーイに移っていたのが特徴的。
このボーイをやったジョニー・シェフィールドくんが可愛いんだ。白人の子供でたまに見かける、髪の毛がくせで ”くるくる” というか ”もしゃもしゃ” していて、いわゆる ”天使の髪形” 。”キューピッドの髪形” かも。
このジョニーくんが大活躍。おなじみのチータと友達のゾウを仲間にジャングル中を駆け巡り、ジープのクラクションを鳴らしまくり、ターザンの危機も救う。
文明を知らない無邪気さと、可愛らしいルックスで、今作までもを救っていた。
追記:ターザンが念入りに闘う野生動物は、今回はワニ。めっちゃ闘ってた。
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