年代順-1940年代
若く貧しく孤独な娘ジュヌヴィエーブは逞しい青年ボブと恋に落ちるが、戦争が始まりボブは戦場へ行ってしまう。 やがて戦争も終わり男たちが戦場から戻ってくるがボブは戻ってこず、手紙一つこない。学生仲間のひとり、彫刻家でリーダー格の男ジャックが戦場…
売れない画家のイーベンは偶然ある少女ジェニイと出会う。彼女は不思議な魅力を備えており、1910年の新聞を持っていた。会うたびに大人になっていく彼女。イーベンは少女の持つ魅力と謎に取りつかれ、すぐにお互いなくては生きられない存在になるのだが、実…
イタリアの片田舎で安食堂を経営するブラガーナとその妻ジョヴァンナの元へ、流れ者の男ジーノが現れる。ジーノとジョヴァンナはすぐに惹かれあい肉体関係を持つ。二人はフラガーノを殺害するが、ジーノは罪悪感から酒に溺れていき、ジョヴァンナは店の経営…
私立探偵フィリップ・マーロウは殺人事件の容疑者としてしょっ引かれている。事件の真相を吐くよう刑事に促され、マーロウは過去を回想し始める。 ある日マーロウの事務所に、ムースと名乗る大男がやってきた。6年間も探し続けているヴェルマという女を見つ…
米英仏ソが分割統治する第二次世界大戦後のウィーン。瓦礫と闇市の時代。 主人公のホリー・マーチンスは、しがない文無しの三流小説家。親友のハリー・ライムに「一緒に仕事をしよう」と誘われウィーンに到着。ハリーのアパートを訪ねると、ハリーはすでに死…
名の知れたラクエル・ウェルチ主演『恐竜100万年(1966)』の、オリジナル版がこれ。 リメイクの1966年版ではラクエル・ウェルチのダイナマイト・ボディが、オリジナルの1940年版ではヴィクター・マチュアのダイナマイト・ボディが拝める仕様になっている。
若い娘のチャーリーの元へ、大好きな自慢の叔父のチャーリーがやってくる。最初は喜んでいたチャーリーだったが、叔父のチャーリーには挙動がおかしなところがあり、しかも二人の刑事が張り付いていた。
売れない役者のトミーは、自分たちでミュージカルを上演したいけど劇場を借りるお金がない。そこへ“孤児の子供たちを田舎へ連れていくための資金集め”という大義名分が降ってくる。 これは世間に注目されること請け合い、子供たちをダシに使ってショーをやり…
第二次世界大戦後のイタリア。戦争に負けて仕事が無く、とても貧しい男アントニオが、ようやく見つけた仕事をこなすのに必要な自転車を盗まれてしまい、必死で探すが見つけられず、なんとか犯人を見つけるが証拠が無くて相手にされず、途方に暮れて自分も自…
舞台はメキシコ。闘牛士の家に双子の姉弟マリアとマリオが生まれる。父のアントニオはマリオを闘牛士の跡取りとして育てるが、マリオは音楽の才能があり、音楽家の道を選ぶ。 姿を消したマリオに成りすまして闘牛場に立ったマリアは、見事な牛さばきを見せて…
ジーン・ケリーとフランク・シナトラが、いい年こいてはちゃめちゃに動き回る、爆笑に継ぐ爆笑という野球ミュージカル・コメディ。 初めから最後まで100%陽性のジーン・ケリーの独壇場。相変わらず大爆笑させてくれて、やはり名作。ジーン・ケリーを見てい…
ロン毛のサムソンは、岩を持ち上げライオンを素手で倒す怪力男。そのサムソンに思いっきり片思いしているデリラが、サムソンを自分に振り向かせようとあの手この手で執着しまくるという話。 これは純愛なのか、ストーカーなのかがテーマ(ウソ)。
水泳選手から水着デザイナー兼モデルへ華麗なる転身をとげたしっかり者のエスターと、男好きで超積極的な危なっかしい妹、ポロの南米選手で女たらしのリカルド・モンタルバン、リカルドに間違えられてエスターの妹に猛烈にアタックされるしがないマッサージ…
1943年と言えば太平洋戦争真っ最中。日本はすでに負けが込み始めて戦争に行かせるコマもなくなって学徒出陣!とかやってる頃に、敵国アメリカさんはこんなアホな映画を大金かけて撮っていたんだなあ、とかは思うよね。ふーん、みたいな。
見どころはなんと言ってもエスター・ウィリアムズの水中レビュー。カテゴリ的にはミュージカルなのだろうけど、主演のエスター・ウィリアムズは踊らない。なぜなら彼女はダンサーではなく、水泳選手だから。とにかく笑顔で泳ぐ泳ぐ。
このアラン・ラッドが演じた殺し屋フィリップのキャラクターが、ベタだけどなかなかいい。 ターゲットは愚か、同席していた女までも眉一つ動かさずに射殺する非情な男として出てくるけど、端々に「ほんとはイイやつなんだろうな」という、ちょっとした描写を…
ストーリーがどうのというより、主演の二人がまあ喋る、喋る。ほとんどのシーンが二人共かどっちか片方の出演シーンで、しかもずっと喋っている。こういうのをスクリュー・ボール・コメディって言うらしい。
戦地から戻った男が妻に会いに行くと、妻は他の男と浮気をしていた。その妻が何者かに殺され、自分に嫌疑がかかる。男はその罪を晴らすべく自分で犯人を探し始める。 そこに妻の浮気相手の妻や、頭に破片が入ったままで精神が不安定な戦友などが絡んで物語は…
ゲイリー・クーパーって意外と演技上手いんだな、と思った。すごくお人よしの善良の塊、見方によっては間抜けな馬鹿みたいにも見える役を、とてもチャーミングに演じていた。 前情報ゼロで見始めたから、映画が始まった時は「なんかゲイリー・クーパーに似て…
ハードボイルドの良さがさっぱり分からないことを自覚している私だが、これもどこが見どころなのかやっぱりちっとも分からなかった。 話も面白くないし、ハラハラもしなければドキドキもしないということで、私が悪いのではなくたぶん駄作なんだと思う。退屈…
面白そう。これがあの有名なアメリカのTVドラマ『奥さまは魔女』シリーズの原点なのか。 魔女役の女優ヴェロニカ・レイクは動くところを初めて見たけど、文句なく美人だし、魔女なせいかちょっと我儘でやんちゃなところも可愛い。作品がコメディなので、より…
やっぱり面白いのが、指揮者であるアルフレッドがオーケストラの演奏中に指揮棒を振りつつ妻殺害の計画を妄想するくだり。 恐るべきご都合主義の塊とも言うべきその計画というのは、オリジナルだと3パターンあって、
映画自体が全く理解できなかった。 私にはハワードが無罪になるのは全く理解できないし、美学や信念を貫く姿が美しいとも思わなかった。いくらなんでもやりすぎ。個人の美学を貫くためにやっていい範囲を超えている。
心理虐待が本作のテーマ。全く正常な人に対して様々な小細工をし、本人にも周囲にも、あたかもその人が異常であるかのように思わせて精神的に追い詰めていく虐待手法を、心理学用語で「ガスライティング」というらしいが、それはこの映画の題名『GASLIGHT(…
私立探偵のフィリップ・マーロウは、老齢の富豪スターンウッドから末娘のカルメンが巻き込まれている事件の解決を依頼される。跳ねっ返りのカルメンは、どうやら古書商のガイガーから強請られているらしい。おまけに自分の前任者であるリーガンは姿をくらま…
犯人の動機に説得力がないし、一貫性もなくて納得がいかない。ヘレンの声が出たのも説得力に欠ける。ショック療法ってこと? なんかなあ。 題名も ”らせん階段” を強調されても「なるほど、うまい!」って感じでもない。 それに全体的に淡々としていて緊迫感…
ウィリアム・アイリッシュの小説『幻の女』の映画化。原作は映画化に不向きだと私は思っているから、たぶんイマイチだろうと思いながら見たけれど、思ったより悪くない。 原作と比べると劣っているところもあるけれど、映画ならではの部分も多くて良かった。
自分の人生が自分に復讐してくるという、オスカー・ワイルドの超有名な小説『ドリアン・グレイの肖像』の映画化。 現代はドリアン・グレイがいっぱい。怖い怖い怖い怖い。だから美容整形とか嫌いなのよ。自分に対してのごまかしだから。