ぱっとみ映画感想ブログ

    1999年までの映画 特化型ブログです

国別

聖衣(1953)

ローマ人よりも奴隷の方が多いと言われたチベリウス皇帝治世のローマ。堕落した生活を送る護民官マーセラスは双子の奴隷を買おうと奴隷市へ行き、幼馴染のダイアナと再会する。ダイアナは美しく成長しており、次期皇帝カリギュラの妃候補になっていた。マー…

ソイレント・グリーン(1973)

人類の環境汚染による地球温暖化と人口爆発によって、4000万人がひしめき合う2022年のNY。食料も水も圧倒的に不足し、政府が配給するクラッカー状の合成食品「ソイレント・レッド」と「ソイレント・イエロー」に頼って暮らしていた。そして新たに、海底プラ…

ケープ・フィアー(1991)

映画『ケープ・フィアー(1991)』のデータ 映画『ケープ・フィアー(1991)』のあらすじ 映画『ケープ・フィアー(1991)』の予告編 映画『ケープ・フィアー(1991)』の感想 映画『ケープ・フィアー(1991)』のデータ 題名 ケープ・フィアー(Cape Fear)…

地底探険(1959)

エディンバラ大学地理学教授のオリバーは、ナイトになったお祝いに貧乏学生アレックから溶岩の塊をもらう。その溶岩の中には、100年前「地底には世界がある」と言って姿を消した科学者アーネ・サクヌセムのサインとメッセージが書かれていた。

恐怖の岬(1962)

1991年にリメイクされたスコセッシ監督&ロバート・デニーロで有名な 『ケープ・フィアー』 のオリジナル版。 一見したところ、こちらのオリジナルの方はマックスのイカレっぷりが控えめなので、サイコ映画というよりはスリラーだと思う。 そしてまあまあの…

黒猫の怨霊(1962)

原作はエドガー・アラン・ポーの数ある短編小説の中から三篇を選んで脚色し、映像化したオムニバス映画。 主演は ”あの” 有名な、マイケル・ジャクソン 『スリラー』 のPVでナレーションをしている ”あの声” のお方。個人的に推しの一人。若干だけど隙があっ…

フォーリング・ダウン(1993)

フォスターを演じるのは、強欲そうにアゴが割れたマイケル・ダグラス。 今回もさすがの出来。彼は大ヒット作をたくさん持っていて、しかもハズレがない。もう好きとか嫌いとかを軽く超越したお方だと思う。 とはいえフォスターだけがヤバいヤツなわけじゃな…

舞踏会の手帖(1937)

中年期に差し掛かった元美少女が、旦那が死んだことをきっかけに、昔モテたことを確認するかのように思い出の男性陣を次々と訪ね歩く、という話。 彼女の結婚生活は幸せではなかった。で、過去を懐かしむ。あの時、私に愛を囁いてくれた男たち。栄光の日々と…

地球の静止する日(1951)

キアヌ・リーヴス主演の『地球が静止する日(2008)』は、これのリメイク。キアヌ版は 『地球 “が”』 でこっちは『地球 “の”』 だけど理由は知らない。 題名からして「地球が静止したら、地球上のありとあらゆるものが宇宙空間にすっとんじゃうんじゃないの…

灰色の男(1943)

かなり楽しめたけど、それもそのはず、メロドラマ界では割と知られた作品らしい。物語自体確かにメロドラマで、人物像も展開もよくありがちな設定ではあった。 主人公のクラリッサが「不幸な結婚に閉じ込められた善良なヒロイン」で、不倫相手は「程よく不良…

トム・ハンクスの大迷宮(1982)

今作はトム・ハンクスが 『スプラッシュ(1984)』 でスターになる前の作品。 この映画みたいに、邦題に「トム・ハンクスの」とか俳優名がつく映画は、日本では未公開で、スターになった後で昔の作品が公開あるいはビデオ発売される時につけられることが多い…

キング・ソロモン(1937)

デボラ・カー主演1950年版 『キング・ソロモン』 のオリジナル版。 同じと言えば同じ話だけれど大分印象が違う。こちらの方が冒険の側面が強くて、後年沢山作られたインディ・ジョーンズ的な宝探し系冒険映画の源流といった感じがした。 特に後半、ウンボパ…

金星ロケット発進す(1960)

1908年に実際にあった、シベリアに隕石が落ちたツングースカ大爆発をネタに、東ドイツとポーランドが合作したレアSF。火星ではなく、金星に行くというのもレア。 日本人女優、中国人俳優、アフリカ系黒人俳優という国際色豊かな配役で、しかもみんなが活躍す…

アッシャー家の惨劇(1960)

ロジャー・コーマンにリチャード・マシスン、そしてヴィンセント・プライスと聞けば期待せずにはいられない。 期待せずにはいられなかったんだけど、映画はちっとも面白くなかった。自分で書いたあらすじを読むと面白そうなのに、、、

キング・ソロモン(1950)

アフリカの大地と野生動物たちの躍動感あふれる映像と原住民のダンスの美しさが圧巻。 紀行映画みたいなリアリティ重視の、地に足が着いた大人っぽい娯楽作になっていて、他のありがちな「財宝探し映画」とは一線を画しているのが特徴的。

タワーリング・インフェルノ(1974)

ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンという2大スターの共演について。制作当時、二人の出演時間を同じにしたという噂があったのもつとに有名(あくまでも噂)。 実際は、映画開始からずっとポール・ニューマンが出ずっぱりで、

アラバマ物語(1962)

重いテーマだけれど、アティカスの子供であるスカウトとジェムの目線で物語が語られていくのでスムーズに世界に入り込める。構成がうまい。 映画を貫く暴力的な雰囲気に反して、実際には暴力シーンはとても少ない。なんなら喧嘩っ早いスカウトが一番暴力的だ…

ビッグ・トレイル(1930)

今作のジョン・ウェインは23歳。 背はどのくらいあるのか伺い知れないが、中肉中背という感じでスタイルもいいし、ややパーマがかった髪型も好ましい。 そして何より、むやみに笑わないところがいい。

アッシャー家の崩壊(1948)

Wikipediaを見ると、「アッシャー家」というのは実在していて、その屋敷の妻が船員と不貞を犯し、主人が二人を殺害したという事件があったらしい。しかもその後この屋敷が取り壊されたときに、抱き合った二人の遺体が発見されたのだとか。ポーはこの事件から…

レベッカ(1940)

導入から前半部分は甘いラブロマンス、中盤は心理スリラー、後半はミステリー、という具合に展開が大きく変わっていく。意外な展開、ユーモア、チャーム、ヒロインのジョーン・フォンテインも可愛くて好きだったし、ローレンス・オリヴィエも若くてハンサム…

夢のチョコレート工場(1971)

この作品をリメイクして大ヒットしたのが、ティム・バートン監督 ジョニー・デップ主演の『チャーリーとチョコレート工場(2005)』 だけど、私はオリジナルの方が遥かに好き。 ジョニデ版は、そりゃあもう映像とか特撮的には雲泥の差だし、ウォンカとウンパ…

デストラップ 死の罠(1982)

これは掘り出し物。 だいたい原作がアイラ・レヴィン、監督がシドニー・ルメット、主演がマイケル・ケイン、このメンツで面白くならないわけがない。これは結構「拾い物」。彼らは代表作が他にも沢山あるからこの作品はつい埋もれがちかもしれない。

バートルビー(1971)

バートルビーには、現代社会のある種のヒーローであってほしい。彼がなぜ「しない方がいいと思います」しか言わず、なにもせず、最後は餓死してしまうのか、それはきっと何か深い理由があるのだと思いたい。 たぶんそれはこの資本主義な現代の、競争主義、拝…

バートルビー(1969)

徹底的に原作に忠実に映像化した作品という印象。英語が分からなくても原作を読んでいれば分からないところが何もないくらい、忠実に映画化している。 その再現度は、例えば弁護士がバートルビーが住み着いている自分の事務所へ行き、ドアマットの下に隠して…

白い恐怖(1945)

突っ込みどころ満載の、まるで「40年代のトレンディドラマ」な作品。前半はラブロマンス、後半に行くにしたがってだんだんサイコスリラーになっていく。 コンスタンスは美人だから男にモテモテ。だけど本人はやたらと堅物というか理屈っぽくて、恋とか愛とか…

ターザンの猛襲(1939)

ターザン映画第一作目『類猿人ターザン』でジョニー・ワイズミュラーの美しさに感心してすっかりファンになった私にとって、ターザン・シリーズを見る時にワイズミュラーの美貌は重要なポイント。 元々水泳のオリンピック選手(金メダリスト)を経てハリウッ…

喰いついたら放すな (1960)

犯罪映画というよりは処世術映画というか、反面教師映画というか、私はこの映画を見ると「ダメなヤツの見本を見た!」という気分になる。 どういうところがダメなヤツなのかと言うと、まずジョニーはいたって普通の、身近にいそうなごく平凡な男として登場す…

バルカン超特急(1938)

走る列車という一種の密室で老婦人が失踪したにも関わらず、誰もが口裏を合わせたかのように「そんな女性はいなかった」と証言する。 しかしたったひとり、老婦人の存在を確信しているアイリスが彼女の存在を主張し続け、アイリスは正気まで疑われてしまう、…

バニー・レークは行方不明(1965)

この映画の一番の肝は娘のバニーが画面に登場しないところにある。 バニーの存在は母親の発言の中でのみ語られる。ぬいぐるみが出てきたり、歯ブラシも2つあったりなんかはしているのだが、本人が出てこない。 英国に着いてからバニーを「見た」人が誰もい…

オペラ座の怪人(1962)

改変がすごい。ひとつ前の1943年版も「ファントム(エリック)がクリスティーンのお父さんになっている」というなかなかの改変ぶりだったが、今回は更に輪をかけている。 まずはなんとエリックではなくピートリー教授という名前で登場。しかもファントムとは…