なかなか
80年代のエネルギー危機がきっかけで、この世界線の21世紀は科学文明が衰退。 電気を生み出す機構がすべて壊滅して、文明が200年は後退し、車は馬車に、灯りはロウソクに頼るような、電気のない生活を強いられていた。
フランス人宝石泥棒 ペペ・ル・モコは、故郷フランスでの逮捕を逃れ、アルジェリアの古い城壁都市カスバ地区に潜伏していた。狭い路地と複雑な迷路のような町並みのカスバは、アウトローたちが警察の捜査をかわす拠点となっており、ペペは地元住民たちの理と…
舞台は南極大陸。二人のノルウェー基地の隊員が、基地から逃げ出した犬を追っていた。彼らはヘリからライフルで犬を殺そうとしながらアメリカ基地まで来てしまう。 アメリカ基地の隊員が何事かと見守る中、彼らは犬めがけて手榴弾を投げ、ライフルを打ち、必…
建築士のウォルターが屋敷の修繕を頼まれ、田舎の屋敷に行く。初めていく場所にも拘らず、ウォルターは一度来たことがあるような気がして仕方がない。屋敷には6人の男女が集まっており、その人たちもどこかで会ったことがあるような気がする。実際、ウォルタ…
架空の都市エヴリタウンを舞台に、1936年から2036年までの100年間の未来を描く。 【第一部:1936年 – 戦争の勃発】 1936年のクリスマスの夜。ヨーロッパの緊張が頂点に達し、世界大戦が勃発。科学者で理想主義者のジョン・キャべルは、戦争の愚かさを訴える…
頭が良くなりたい知恵遅れの青年チャーリーは、夜間学校に通ったり、字を書く練習をしたり、日々の努力を怠らない努力家だ。キニアン先生の推薦で、大学の研究所に行って研究の手伝いもしている。普段はパン屋で働いていて、仲間たちとはいつも楽しく、毎日…
ロンドンのある屋敷で老女が殺される。犯人は家中を荒らしまくった挙句、老女が身に着けていたブローチを持ち去る。 20年後。その屋敷にポール・マレンとベラの若夫婦が住み始める。2階は使わず1階だけで生活し、使用人も二人だけという生活を送っていた。
南北戦争から40年後の20世紀初頭。ケンタッキーのある街では、南軍出身のラッパ手だったプリースト判事と、彼の後釜を狙う北部派のメイデュー弁護士が判事選の真っただ中。選挙を来週に控えたプリースト判事は、歯が浮くようなセリフも言って勝利に余念がな…
ヒッチハイクで乗せてもらった車の持ち主がひょんなことで死んでしまい、それを自分が殺したと勘違いした男アル。アルは死体を放置し車で逃走するが、途中で拾った女がその男の愛人で、しかもとんでもない性悪女だった。
女優の卵イヴは、自分が恋する俳優ジョナサンからある秘密を打ち明けられる。 ジョナサンの愛人のスター女優シャーロットが夫を殺し、ジョナサンが犯人として疑われているというのだ。シャーロットに首ったけのジョナサンは、彼女に命じられるままに、血がつ…
まだまだ公害が深刻だった80年代初頭。工場が垂れ流す産業廃棄物で汚染された排水が、泡を立てて街の下水を流れていた時代。その排水に微量の麻薬物質が含まれていたことから、それを飲んだ動物たちが狂暴化し、街中で暴れまくる。
ルービックキューブ状に、4m四方くらいの大きさの立方体の部屋が1万個以上繋がる建物に見知らぬ男女6人が閉じ込められている。彼らはなぜ自分がこんなところに閉じ込められているのか分からない。 彼らはたったひとつしかない出口を求めて、上下左右にある…
フォスターを演じるのは、強欲そうにアゴが割れたマイケル・ダグラス。 今回もさすがの出来。彼は大ヒット作をたくさん持っていて、しかもハズレがない。もう好きとか嫌いとかを軽く超越したお方だと思う。 とはいえフォスターだけがヤバいヤツなわけじゃな…
かなり楽しめたけど、それもそのはず、メロドラマ界では割と知られた作品らしい。物語自体確かにメロドラマで、人物像も展開もよくありがちな設定ではあった。 主人公のクラリッサが「不幸な結婚に閉じ込められた善良なヒロイン」で、不倫相手は「程よく不良…
今作のジョン・ウェインは23歳。 背はどのくらいあるのか伺い知れないが、中肉中背という感じでスタイルもいいし、ややパーマがかった髪型も好ましい。 そして何より、むやみに笑わないところがいい。
導入から前半部分は甘いラブロマンス、中盤は心理スリラー、後半はミステリー、という具合に展開が大きく変わっていく。意外な展開、ユーモア、チャーム、ヒロインのジョーン・フォンテインも可愛くて好きだったし、ローレンス・オリヴィエも若くてハンサム…
これは掘り出し物。 だいたい原作がアイラ・レヴィン、監督がシドニー・ルメット、主演がマイケル・ケイン、このメンツで面白くならないわけがない。これは結構「拾い物」。彼らは代表作が他にも沢山あるからこの作品はつい埋もれがちかもしれない。
徹底的に原作に忠実に映像化した作品という印象。英語が分からなくても原作を読んでいれば分からないところが何もないくらい、忠実に映画化している。 その再現度は、例えば弁護士がバートルビーが住み着いている自分の事務所へ行き、ドアマットの下に隠して…
この映画の一番の肝は娘のバニーが画面に登場しないところにある。 バニーの存在は母親の発言の中でのみ語られる。ぬいぐるみが出てきたり、歯ブラシも2つあったりなんかはしているのだが、本人が出てこない。 英国に着いてからバニーを「見た」人が誰もい…
おや? エリックの仮面ってこんなだったんだ。っていうか、いいの?エリック、これで。もうちょっと似合うのなかった? オペラ座の怪人の1925年版を見ようなんていう人は、絶対にアンドリュー・ロイド・ウェーバー版のミュージカル(1986)か、その映画化版…
ボクサーで堅実さに欠けるスウィード(ランカスター)が殺される。保険調査員のリアドンがスウィードの人間関係を洗っていくと、彼は大して面識のない初老の女性を保険金の受取人にしていた。 さらなる調査の過程でスウィードの人となり、そして過去が明らか…
第二次大戦下のポーランド、ワルシャワ。娼婦の惨殺死体が発見される。犯人が立ち去る姿を、便所のドアの割れ目から覗いていた男がいたが、彼が見たのは犯人のズボンのみ。そしてそのズボンはナチスの将軍が履く、真っ赤なラインが入ったズボンだった。
若く貧しく孤独な娘ジュヌヴィエーブは逞しい青年ボブと恋に落ちるが、戦争が始まりボブは戦場へ行ってしまう。 やがて戦争も終わり男たちが戦場から戻ってくるがボブは戻ってこず、手紙一つこない。学生仲間のひとり、彫刻家でリーダー格の男ジャックが戦場…
酒も女も博打も喧嘩もやる放蕩息子のデニスは、ある晩酒場で喧嘩になり、相手の男を殺してしまう。逃亡する際中、闇の中にそびえる屋敷に行きつき、扉を開け中に逃げ込む。するとその扉は中からは開けられず、デニスは屋敷に閉じ込められてしまう。
戦時中、ピース卿は英国軍からなにかの任務を仰せつかって「ファーロー中尉」のコードネームを与えられ、ドイツ領へ飛び立つが、なんと爆撃機から放り出されてドイツ軍の捕虜になってしまう。そこでピース卿は収容所からの脱出を計画する。
ドイツ、ブレーメンの不動産屋で働くハーカーは、契約書にオルロック伯爵のサインをもらうため、愛する妻ニーナを残し遠路はるばるルーマニアのトランシルヴァニアに住む伯爵の元へと向かう。 途中で泊まった宿に置いてあった「吸血鬼」の物語を読んで不安に…
ステラはお金も学も教養もない工場労働者の家庭の出身。でも父や兄と同じ工場で働くちょっと毛並みの違う男ダラスが実は上流階級の男と知っていて、彼を落として玉の輿に乗ろうと計画している。
売れない役者のトミーは、自分たちでミュージカルを上演したいけど劇場を借りるお金がない。そこへ“孤児の子供たちを田舎へ連れていくための資金集め”という大義名分が降ってくる。 これは世間に注目されること請け合い、子供たちをダシに使ってショーをやり…
第二次世界大戦後のイタリア。戦争に負けて仕事が無く、とても貧しい男アントニオが、ようやく見つけた仕事をこなすのに必要な自転車を盗まれてしまい、必死で探すが見つけられず、なんとか犯人を見つけるが証拠が無くて相手にされず、途方に暮れて自分も自…
このアラン・ラッドが演じた殺し屋フィリップのキャラクターが、ベタだけどなかなかいい。 ターゲットは愚か、同席していた女までも眉一つ動かさずに射殺する非情な男として出てくるけど、端々に「ほんとはイイやつなんだろうな」という、ちょっとした描写を…